【3月8日 AFP】女子テニス、世界ランキング1位のセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)が、左膝のけがを理由にBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2017)とマイアミ・オープン(Miami Open 2017)を欠場することが決まった。大会主催者が7日、発表した。

 セレーナは、「残念ですが、BNPパリバ・オープンとマイアミ・オープンを欠場しなければならなくなりました」としたうえで、「現在は膝の影響で練習ができていない状況にあり、現地に姿をみせられないのは残念です。今後も前進を続け、前向きな姿勢を保ちたいと思います。なるべく早く復帰できるのを楽しみにしています」と語った。

 米カリフォルニア(California)州インディアンウェルズ(Indian Wells)で8日に開幕するBNPパリバ・オープンの主催者は、修正されたドローを今後発表するとしている。

 また、セレーナの欠場により、世界ランキング2位のアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)が同大会終了後に王座を奪還することが決定している。

 35歳のセレーナは、1月に行われた全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)決勝で姉ヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)を下し、自身23度目の四大大会(グランドスラム)優勝を果たして以来、実戦から遠ざかっている。(c)AFP