【3月8日 AFP】(更新)国連安全保障理事会(UN Security Council)は7日、北朝鮮が6日に実施した弾道ミサイル発射実験を強く非難するとともに、北朝鮮による地域を「不安定化させる行動」に対して重大な懸念を示す声明を全会一致で採択した。

 声明は米国が起草し、韓国への最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の配備をめぐって米国に反発する中国も支持に回った。

 声明では今回のミサイル発射について、北朝鮮によるミサイル技術の開発を禁じた国連(UN)決議に対する「重大な違反」だと指摘。北朝鮮に対して「追加の重大な措置を取る」と言明した。

 安保理は米国と日本の要請を受けて8日に緊急会合を開く予定。(c)AFP