【3月7日 AFP】サッカー元イタリア代表のマルコ・マテラッツィ(Marco Materazzi)氏が、3季にわたって監督を務めたインディアン・スーパーリーグ(ISL)のチェンナイインFC(Chennaiyin FC)を退団することが決まった。同クラブが6日、発表した。

 マテラッツィ氏は就任2年目でチームをリーグ優勝に導くと、ISLの短い歴史の中で最も成功した指導者の一人となった。

 2006年のW杯ドイツ大会(2006 World Cup)決勝で、フランスのアイコン的存在であるジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)氏に頭突きを見舞まわれたことで知られるマテラッツィ氏は、チェンナイインで選手としても7試合に出場した。

 チームの共同所有者は声明で「マルコがもたらしてくれた記憶に残る3シーズンに感謝するとともに、彼の未来での成功を祈る」と述べた。

 一方、クラブに感謝しているというマテラッツィ氏は、「チェンナイインとの3シーズンは、スポーツ及び人間レベルで素晴らしい冒険となった」とコメントしたものの、今後の進路については明言しなかった。(c)AFP