【3月7日 AFP】16-17イングランド・プレミアリーグは6日、第27節の試合が行われ、首位チェルシー(Chelsea)はウェストハム(West Ham)を2-1で下し、2位との勝ち点差を10に戻した。

 試合は前半25分、素早いカウンター攻撃からチェルシーのエデン・アザール(Eden Hazard)がネットを揺らすと、後半5分にはジエゴ・コスタ(Diego da Silva Costa)が今季公式戦18ゴール目となる追加点を挙げた。

 後半ロスタイムに1点を返されながらも逃げ切ったチェルシーのアントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督は、英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に対し「いい試合ができたと思う。ゲームをコントロールできたが、最後に許した得点は残念だった。試合終了間際にクリーンシートを手放すのは良くない」と語った。

 トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)とマンチェスター・シティ(Manchester City)がともに今週末の試合に勝利したことで、チェルシーにとっては力が問われる一戦となっていたが、リーグ制覇までの道のりに障害はほとんどないことを証明してみせた。

 直近の直接対決となる昨年10月のイングランド・フットボールリーグカップ(England Football League Cup 2016-17)で、チェルシーを2-1で破っていたウェストハムのスラベン・ビリッチ(Slaven Bilic)監督は試合後、「チェルシーが今の位置にいるのは理由がある」としたうえで、「勝つには彼らにミスを犯させる必要がある。その逆ではなくてね」と悔やんだ。(c)AFP/Tom WILLIAMS