ナダルが圧勝、準々決勝で西岡と激突へ メキシコOP
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【3月2日 AFP】(更新)テニス、メキシコ・オープン(Abierto Mexicano TELCEL 2017)は1日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第2シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は、6-1、6-1でパオロ・ロレンチ(Paolo Lorenzi、イタリア)を下し、準々決勝進出を決めた。
1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)決勝でロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)に敗れて以来の大会出場を果たしているナダルは、自身のサービスゲームでわずか7ポイントしか落とさなかっただけでなく、世界38位のロレンチにブレークポイントも握らせなかった。
同大会を過去に2度制しているナダルは試合後、「きょうは完璧な試合ができたし、1か月間ツアーから離れたことで非常に調子がいい。とても堅実なプレーができたと思う…。いくつか素晴らしいショットや良いウイナーがあった」と振り返った。
試合時間1時間6分で完勝したナダルは次戦、ラッキールーザーのジョーダン・トンプソン(Jordan Thompson、オーストラリア)を6-4、3-6、6-0で破った西岡良仁(Yoshihito Nishioka)と激突する。
この後行われる試合では、第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)がファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)と顔を合わせる。この対戦の勝者は、ドナルド・ヤング(Donald Young、米国)を6-2、6-4で下した第6シードのニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)と準々決勝で相まみえる。
一方、第3シードのマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)は6-3、2-6、6-3で同胞のボルナ・チョリッチ(Borna Coric)にフルセット勝ち。ベスト4入りを懸ける準々決勝ではスティーブ・ジョンソン(Steve Johnson、米国)と対戦する。(c)AFP