【3月1日 AFP】(更新)テニス、メキシコ・オープン(Abierto Mexicano TELCEL 2017)は2月28日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)はマーティン・クリザン(Martin Klizan、スロバキア)をストレートで下し、2回戦進出を決めた。

 やや調子が乗り切らない様子をみせながらも、クリザンを6-3、7-6(7-4)のスコアで退けた元世界1位のジョコビッチにとっては、衝撃の2回戦敗退を喫した1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)以来となる実戦復帰となっていた。

 ジョコビッチは試合後、「簡単な試合は予想していなかった」としたうえで、「この大会の選手層は厚く、大舞台でベストのテニスをすることで知られる選手と初戦でぶつかってしまった」と語った。

「でもストレートで勝てたし、全体的には良いパフォーマンスだった。第2セットはタフだったが、自分自身と自分のゲームをテストするために、必要としていたものだった。次の試合も楽しみにしている」

 この日行われたその他の試合では、ドナルド・ヤング(Donald Young、米国)と対戦したバーナード・トミック(Bernard Tomic、オーストラリア)が、「猛暑」を理由に第2セット途中で途中棄権した。

 トミックの同胞ニック・キリオス(Nick Kyrgios)は、デュディ・セラ(Dudi Sela、イスラエル)に苦しめられながらも、3-6、6-3、6-3で2回戦へ駒を進めている。

 第3シードのマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)は、アレクサンドル・ドルゴポロフ(Alexandr Dolgopolov、ウクライナ)を6-3、4-6、6-0のフルセットで破っている。(c)AFP