アカデミー賞でまた失態判明、追悼映像に別人の写真
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【2月28日 AFP】米ハリウッド(Hollywood)で26日に開催された第89回アカデミー賞(Academy Awards)授賞式では、作品賞の誤発表というハプニング以外にも、もう一つミスが起きていた。ここ1年で死去した業界人らをしのぶ追悼映像で、存命女性の写真が誤って映し出されたのだ。
本来なら、昨年10月に亡くなったオーストラリア人衣装デザイナーのジャネット・パターソン(Janet Patterson)氏の写真が掲示されるはずが、使われたのは同じくオーストラリア人の著名プロデューサー、ジャン・チャップマン(Jan Chapman)氏の写真だった。
チャップマン氏は娯楽誌バラエティ(Variety)に対し、「大事な友人で長年の仕事仲間でもあったジャネット・パターソンの代わりに私の写真が使われ、打ちのめされた思いだった」と明かした。
さらに「ジャネットは偉大な美女であり、アカデミー賞に4度ノミネートされた。ミスが見落とされたことに非常に失望している」とした上で、「私は生きており元気で、現役プロデューサーでもある」と述べた。(c)AFP