リオのカーニバルで事故、山車と接触で20人重軽傷
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【2月27日 AFP】(更新)ブラジルのリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で開催中のカーニバルで26日夜、巨大な山車を載せたトラックが見物客らに突っ込む事故があり、20人が重軽傷を負った。
事故が起きたのは、毎年恒例のサンバコンテストが開かれるサンボドロモ(Sambodromo)のスタジアムで、トップ12チームのうち前半6チームが登場するコンテストが始まった直後。当時は強い雨が降っていた。
事故を起こしたのは、6チームの最初に登場したサンバスクール「パライゾ・ド・トゥイウチ(Paraiso do Tuiuti)」のパレード最後尾に位置していた華やかな山車を載せたトラックで、パレードのコースを仕切るフェンスに近づき過ぎ、逃げ遅れた人々と接触した。この事故でジャーナリスト1人を含む8人が入院。うち3人が27日現在も深刻な容体にある。
この日は雨天にもかかわらずスタジアムには多くの観客が詰めかけ、コンテスト開始と同時に大量の花火が打ち上げられると大きな歓声が上がった。事故がコンテストの盛り上がりに水を差したものの、すぐに会場には活気が戻った。(c)AFP/Sebastian Smith