【2月24日 AFP】インドネシア・西カリマンタン(West Kalimantan)州ケンダワンガン(Kendawangan)で今月上旬、ペットとして飼われていた生後7か月のボルネオオランウータンの「ベナ(Vena)」が自然保護事務所や環境活動家らによって救出された。

 ベナは現在、NGO「国際動物救援協会(IAR)」が運営する施設にいる。施設では職員がベナのおむつを取り替えたり、ビタミン剤入りのミルクを飲ませたりと、衛生面や健康面の管理に注意を払っている。

 ボルネオオランウータンは絶滅危惧種に指定されており飼育は違法だが、地元ではペットとして飼う住民が後を絶たない。(c)AFP