【2月20日 AFP】米宇宙開発企業スペースX(SpaceX)は19日、フロリダ(Florida)州ケープカナベラル(Cape Canaveral)にある米航空宇宙局(NASA)のケネディ宇宙センター(KSC)から、国際宇宙ステーション(ISS)への補給船を積んだロケット「ファルコン9(Falcon 9)」を打ち上げた。

 今回使用された発射施設「39A」は、1960~70年代の月面探査のための宇宙船の打ち上げや、1981~2011年のスペースシャトルの打ち上げにも使われた歴史的な施設。

 打ち上げは当初、18日に予定されていたが、発射13秒前にロケットエンジンに不具合が見つかり、延期された。

 スペースXが補給船を打ち上げるのは10回目。今回打ち上げられた無人物資補給船「ドラゴン(Dragon)」は、ISSに滞在する宇宙飛行士6人に食料や生活用品を届ける。(c)AFP/Kerry SHERIDAN