【2月17日 AFP】国家安全保障問題担当の米大統領補佐官を辞任したマイケル・フリン(Michael Flynn)氏の後任としてドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が就任を要請していたロバート・ハーウォード(Robert Harward)元海軍中将が、指名を辞退した。16日、米メディアが報じた。

 米CNNが伝えたハーウォード氏の声明は、指名辞退の理由について「大統領補佐官の職務は、一日24時間・週7日間ずっと集中力をもって仕事に専念しなければ全うできない。私にとってそれは現状では難しい」と説明している。

 フリン氏は、対ロシア制裁をめぐって駐米ロシア大使と協議したとの疑惑が持ち上がり、13日に辞任していた。ハーウォード氏が指名を辞退したことで、フリン氏の後任探しは振り出しに戻った。(c)AFP