【2月17日 AFP】(更新)韓国の朴槿恵(パク・クネ、Park Geun-Hye)大統領の弾劾訴追につながった汚職疑惑に関する捜査の一環として、サムスン電子(Samsung Electronics)の副会長でサムスングループの事実上のトップ、李在鎔(イ・ジェヨン、Lee Jae-Yong)容疑者が17日、逮捕された。

 同社の李健熙(イ・ゴンヒ、Lee Kun-Hee)会長の息子である李容疑者は、便宜供与を期待して、朴大統領の親友の崔順実(チェ・スンシル、Choi Soon-Sil)被告に約430億ウォン(約43億円)相当の賄賂を供与した疑いがもたれている。

 同容疑者は16日に裁判所に出頭し、逮捕状請求の妥当性に関する審査が行われる間、拘束下に置かれていた。裁判所は声明で、「新たに加わった容疑と新証拠を受け、(李容疑者の)逮捕が必要だとの認識に至った」と発表した。(c)AFP