米政府倫理局、トランプ大統領の顧問に懲戒要求 倫理違反で
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【2月15日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の顧問を務めるケリーアン・コンウェー(Kellyanne Conway)氏が、トランプ氏の長女イヴァンカ(Ivanka Trump)さんが手掛けるファッションブランドの商品を称賛したことについて、米政府倫理局(OGE)が、倫理違反の疑いが強いとしてホワイトハウス(White House)に調査を要求し、コンウェー氏への懲戒処分を求めていることが分かった。
コンウェー氏は9日、米FOXニュース(Fox News)のインタビューで、トランプ氏の長女イヴァンカさんのファッションブランド商品を買うよう呼び掛けていた。しかし背後には、「ホワイトハウス」の紋章がはっきりと写っていた。
ショーン・スパイサー(Sean Spicer)米大統領報道官は、この発言が倫理規範に抵触する可能性があるとしてコンウェー氏が忠告を受けたと述べていたが、詳細は明らかにしていなかった。
しかしOGEのウォルター・シャウブ(Walter Shaub)局長は13日、ホワイトハウス宛ての書簡で「現在の状況に鑑みると、コンウェー氏が行動規範に違反していると信じるにたる確かな根拠があり、懲戒処分が妥当だ」と指摘し、「ホワイトハウスが、コンウェー氏の香道と調査し、懲戒処分の検討を求める」と述べている。(c)AFP