【2月12日 AFP】オーストラリア南東部ではここ数日、猛烈な熱波に見舞われ、各地で最高気温の記録が更新されている。当局は、12日は森林火災が発生する危険性が極めて高くなるとして注意を呼び掛けている。

 オーストラリアでは乾燥した夏季の森林火災は珍しいことではない。だが近年は気候変動の影響で気温や海面温度が上昇し、猛暑日や森林火災の発生頻度が増している。

 気象当局によれば、ニューサウスウェールズ(New South Wales)州の各地で11日、気温が過去最高を記録した。12日夜までに多少の気温低下が予想されているが、それでも40度を上回る見通しだという。

 ニューサウスウェールズ州の北のクイーンズランド(Queensland)州でも12日、各地で気温が40度を超え2月の最高気温が相次いで更新されたと気象当局が明らかにしている。(c)AFP