屋内カート場で70人が一酸化炭素中毒 ベルギー
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【2月12日 AFP】ベルギー中部で11日に行われた屋内カートのイベントで一酸化炭素中毒事故が発生し、約70人が症状を示した。うち5人は重症だという。当局が明らかにした。
事故があったのは首都ブリュッセル(Brussels)の南東約30キロのワーブル(Wavre)に新しくオープンした屋内カート場。中毒症状が出た人々は現地の病院に搬送された。
ベルガ(Belga)通信は、ワーブルのフランソワーズ・ピジョレー(Francoise Pigeolet)町長が「カート場にいた人々は全員避難しており、深刻な危険にさらされている被害者は一人もいない」と語ったと伝えた。
当局によると、イベントには約150人が参加していた。また、メディアの報道によると、一酸化炭素を含んだ煙に関する苦情が、2日前の夜に既に来場者から出ていたという。
ピジョレー町長は、調査担当者は換気装置の欠陥が事故の原因だとみていると述べた。(c)AFP