【2月10日 AFP】(更新、写真追加)フランス南部で10日、16歳の少女1人を含む4人が攻撃実施の準備をしていた疑いにより逮捕された。同国のブリュノ・ルルー(Bruno Le Roux)内相は、くわだてられていた攻撃が「差し迫った」ものだったことを明らかにしている。

 ルルー内相は声明で、モンペリエ(Montpellier)および近郊の町を舞台にした逮捕劇により、「差し迫った攻撃をフランスの地で実行するというたくらみをくじいた」と述べた。

 警察筋が語ったところによると、容疑者らは、爆弾の製造にも使用される、非常に可燃性の高い液体アセトンを購入した後に逮捕され、「攻撃が阻止された」という。また、他の容疑者は20歳、26歳、33歳の男たちで、「攻撃を実行する意図をもち、複数の爆破装置を製造するつもりだった」と明かしている。

 また、逮捕された少女は、ソーシャルメディアを使い、イスラム過激派に参加するためにシリアへ渡航する方法を探っていたという。(c)AFP