【2月10日 AFP】米北東部は9日、大雪に見舞われ、ニューヨーク(New York)では吹雪のため空の便に欠航が相次いだほか、国連(UN)本部や学校が閉鎖された。

 ニューヨークは8日、2月としては観測史上最高の暖かさを記録したが、夜になって雪が降り始め、朝までにNY市内や郊外で最大35センチの積雪となった。また、米国立気象局(NWS)によれば、さらに北東寄りのコネティカット(Connecticut)州やマサチューセッツ(Massachusetts)州では雷も発生するなど荒れた天候となった。

 航空便の運航情報サイト「フライトアウェア(FlightAware)」によると、この雪で、ニューヨークの3つの空港とボストン(Boston)、フィラデルフィア(Philadelphia)の各空港を発着する約3000便が欠航した。ニューヨークのビル・デブラシオ(Bill de Blasio)市長は、外出を控えるよう市民に呼び掛けた。(c)AFP