仏ルーブル美術館で刃物男が襲撃、兵士が発砲
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【2月3日 AFP】(更新、写真追加)仏パリ(Paris)のルーブル美術館(Louvre Museum)で3日、刃物を持った男が「アラーアクバル(アラビア語で神は偉大なりの意)」と叫びながら治安部隊に襲い掛かる事件が発生し、兵士が男に発砲、男は重傷を負った。
犯人は美術館に通じるショッピングエリアで5発の銃撃を受けた。治安部隊によると、襲撃された兵士は「軽傷」を負い、病院に搬送された一方、襲撃犯は重傷を負ったもの命を取り留めた。犯人は美術館に通じるショッピングエリアで5発の銃撃を受けた。
パリ警視庁のミシェル・カド(Michel Cadot)総監は、襲撃犯の他にもう一人、「疑わしい」行動をしていた男が拘束されたと発表したが、詳しい詳細は明らかにしなかった。また襲撃犯が持っていた2つのリュックサックには爆発物は入っていなかったという。
一方、ベルナール・カズヌーブ(Bernard Cazeneuve)首相は、事件は「テロ」との見解を示した。
また、世界的に有名な観光地であるルーブル美術館付近の道路は封鎖され、周辺エリアの安全を確保するため、数百人の観光客が隔離を強いられた。(c)AFP