【2日3日 AFP】男子テニスの国別対抗戦、デビスカップ(Davis Cup 2017)は3日、ワールドグループ1回戦の試合が行われ、世界ランク5位の錦織圭(Kei Nishikori)を欠いた日本は、初日のシングルスにジル・シモン(Gilles Simon)とリシャール・ガスケ(Richard Gasquet)を起用したフランスに2連敗を喫し、窮地に追い込まれた。

 ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)ベスト4の実績を持つガスケは、第1試合のシングルスでダニエル太郎(Taro Daniel)を6-2、6-3、6-2で退けると、シモンも続く第2試合で西岡良仁(Yoshihito Nishioka)に6-3、6-3、6-4で勝利した。

 敵地で2連勝を飾ったフランスだが、世界ランク24位のシモンは「最初のポイントから困難を極めた。僕の動きは良かったし、良い打球もあった。だけど、彼は簡単にポイントを与えてはくれなかった」と述べている。

「ストレートでの2連勝は文句をつけようがない。だけど、僕らは明日のダブルスに向けて備えなければならない」

 世界ランク18位のガスケも「現在はとても調子が良く、僕にとっても今日は素晴らしい試合だった」とコメントしている。

 4日には第3試合のダブルスが行われ、一敗も許されない状況に立たされた日本は杉田祐一(Yuichi Sugita)/内山靖崇(Yasutaka Uchiyama)組が、フランスはピエール・ユーグ・エルベール(Pierre-Hugues Herbert)とニコラ・マウー(Nicolas Mahut)が出場を予定している。(c)AFP