【2月2日 AFP】世界的人気を博したドイツ、ベルリン動物園(Berlin Zoo)のホッキョクグマ「クヌート(Knut)」。その後を継ぐようなかわいらしいホッキョクグマの赤ちゃんが、ベルリン(Berlin)に登場、動物園関係者らは世界中の人々をとりこにしてくれるのではと期待を寄せている。

 ベルリンにある別の動物園、ティアパルク動物園(Tierpark Zoo)は1月31日、昨年11月に誕生したホッキョクグマを「フリッツ(Fritz)」と命名したと発表。この名前は、地元ラジオ局が開催したコンテストに世界中から寄せられた1万件ほどの応募の中から選ばれた。フリッツは飼育される子グマの生死を分ける3か月を乗り越え、飼育員たちも一安心しているという。

 母親に育児放棄されたクヌートはその愛くるしい姿で世界的な人気者となったが、2011年に脳腫瘍とみられる症状によって4歳で急死、多くのファンが深い悲しみに包まれた。(c)AFP