【2月1日 AFP】イランが中距離弾道ミサイルの発射実験を先週末に行ったとされる問題で、同国のホセイン・デフガン(Hossein Dehghan)国防軍需相は1日、発射実験を行ったことを認めるとともに、同国と欧米など6か国が2015年に交わした核合意には違反していないとの考えを示した。

 イラン学生通信(ISNA)によると、デフガン国防軍需相は発射実験を「イランの防衛力を強化するとの趣旨に沿ったもの」であり、「包括的共同行動計画(JCPOA)」の核合意や核弾頭を搭載できる弾道ミサイルの開発禁止を盛り込んだ「国連安保理決議第2231号」に違反しないとする主張を展開した。(c)AFP