ミス・ユニバースはフランス代表、質疑応答で国境開放の利点強調
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【1月30日 AFP】(更新)フィリピンの首都マニラ(Manila)で30日、ミス・ユニバース(Miss Universe)世界大会の決勝が開催され、フランス代表のイリス・ミトゥネール(Iris Mittenaere)さん(24)が優勝した。
仏北部リール(Lille)出身のミトゥネールさんは、口腔(こうくう)外科を専攻する学生。米国のゴールデンタイムに合わせて行われた決勝で、出場者85人の頂点に立った。2位はハイチ代表、3位はコロンビア代表だった。
決勝の最後に行われた質疑応答コーナーでは、世界の難民危機について問われたミトゥネールさんが、開放された国境の利点を強調。「国境の通行が自由ならば、私たちはもっと世界を旅することができるし、世界には何があるのか、もっと発見することができる」と答えた。
また、3位になったコロンビア代表のアンドレア・トバル(Andrea Tovar)さん(23)は、世界に暴力がまん延しているのは何故かと聞かれ、米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)新大統領をほのめかすように「他者と仲良くできない大統領たちもいるが、私たちは団結し力を合わせなければならない。子どもたちの教育につながる社会変革を起こせる運動や敬意、受容が大事」だと述べた。(c)AFP/Ayee Macaraig