【1月29日 AFP】インド北東部のメガラヤ(Meghalaya)州で、「果てしない女好き」だとして部下数十人に解任を求める嘆願書を提出されていた州知事が辞任した。

 メガラヤ州のV・シャンムガナサン(V. Shanmuganathan)知事(67)は26日、嘆願書がインターネットで拡散したことを受けて辞表を提出。プラナブ・ムカジー(Pranab Mukherjee)大統領が27日、辞表を受理した。

 ナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相に宛てられた嘆願書は、シャンムガナサン氏が州知事公邸で「若い女性のクラブ」を営んでいるなどと同氏を告発。嘆願書には公邸の職員80人が署名していた。

 地元メディアがオンラインで公開した嘆願書のコピーは、「シャンムガナサン州知事の直々のの命令で、若い女性たちが自由に出入りしている……女性たちの多くは州知事の寝室に直接出入りしている」と主張していた。

 さらに嘆願書は、シャンムガナサン氏は職員を入れ替え、「若い女性たちだけを同氏のために働かせた」と主張し、州都シロン(Shillong)における同氏の「不道徳な行為」はよく知られていると述べていた。(c)AFP