【1月20日 AFP】(更新、写真追加)イタリア中部にあるホテルが大規模な雪崩に巻き込まれた事故で、6人の生存者が救助隊によって発見された。当局が20日、発表した。

 災害発生から40時間以上が経過する中、救助隊ががれきの下から生存者を発見するとともに生存者と会話を交わし、救援用のヘリコプターの出動を要請したという。

 現場に近い町ペンネ(Penne)で報道陣の取材に応じたフェデリカ・キャバローリ(Federica Chiavaroli)法務副大臣は情報を確認し、「6人の生存者が発見され、救出作業が現在行われている」と語った。

 同国ペスカーラ(Pescara)県ファリンドラ(Farindola)村近くに位置し、18日夕方に発生した雪崩に巻き込まれたホテル・リゴピアノ(Hotel Rigopiano)には当初、子ども数人を含む少なくとも25人がいたとみられていたが、20日現在、行方不明者の総数は7~8人の従業員と宿泊者20~22人、そして複数の来訪者を合わせた最大34人と推計されている。(c)AFP