【1月17日 AFPBB News】東京都新宿区の市谷亀岡八幡宮（Ichigaya Kamegaoka Hachimangu）の境内は毎年1月、紋付きはかまや晴れ着で着飾ったペットと飼い主でにぎわいを見せている。

　家族の一員であるペットにも祈祷（きとう）を受けさせたいとの要望を受け、同八幡宮は参拝客が最も多い新年の時期に合わせ、2000年から「ペットと一緒に初詣」をスタート。予約制で8日間にわたって行い、毎年約550組の参拝客が訪れるという。

　9歳の愛犬を連れて参拝した角恵（Megumi Sumi）さん（36）は、今回で参加7年目のリピーター。「初詣は人混みもあり、ペットをなかなか連れて行きにくい。毎年ここに来ている」と話した。神主の梶正樹（Masaki Kaji）さんは「今や家族と同然の立場にペットがいるという表れか、年々参加数が増えている」と語った。(c)AFPBB News