イスタンブール銃乱射事件、実行犯拘束 逃走2週間余
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【1月17日 AFP】(更新)トルコの最大都市イスタンブール(Istanbul)のナイトクラブで今月1日、銃の乱射によって39人が死亡した事件で、現場から逃走していた容疑者の男が16日、警察に拘束された。地元メディアが報じた。
国営テレビ局TRTによると、警察は大規模な作戦の末、容疑者が市内のエセニュールト(Esenyurt)地区にあるアパートで4歳の息子と一緒にいるところを発見した。
この事件では、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」がトルコでの大規模な攻撃としては初めて犯行を認める声明を出している。
半国営のアナトリア(Anadolu)によると、拘束されたのはアブドゥルガディル・マシャリポフ(Abdulgadir Masharipov)容疑者。ドアン(Dogan)通信は、IS内で「エブ・ムハメド・ホラサニ(Ebu Muhammed Horasani )」という暗号名を使用していたと報じている。
警察は現場から逃走した容疑者の写真を公開して、2週間以上行方を追っていた。
TRTによると、この日の作戦ではこのアパートを借りていたキルギス出身の人物も拘束された。アナトリア通信は女3人を含む5人が拘束されたと伝えている。
8日には情報機関と機動隊が容疑者を中央アジアのIS組織に属するウズベキスタン出身の34歳の男と特定したと伝えられ、それには今回報じられた名前も含まれていた。(c)AFP