【1月14日 AFP】昨年7月にバングラデシュの首都ダッカ(Dhaka)の飲食店が襲撃され日本人7人を含む22人が殺害された事件で、同国の警察当局は13日夜、首謀者の一人とされているイスラム過激派の男を逮捕した。

 ダッカの北方約120キロの町エレンガ(Elenga)で警察の対テロ部隊によって拘束されたのは、ジャハンギール・アラム(Jahangir Alam)容疑者(32)。ダッカ市内の高級飲食店「ホリー・アーティサン・ベーカリー(Holey Artisan Bakery)」の襲撃を計画した首謀者の一人とされる。

 警察幹部によれば、アラム容疑者はイスラム過激派組織ジャマートゥル・ムジャヒディン・バングラデシュ(Jamayetul Mujahideen BangladeshJMB)の新派のメンバーで、カナダとバングラデシュの二重国籍を持っていたとされるタミム・チョードリー(Tamim Chowdhury)容疑者と共に事件を首謀したとされる。チョードリー容疑者は昨年8月にダッカ郊外の捜査で警察に殺害された。(c)AFP