フランス映画に対する世界の関心低下、2016年興行成績
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【1月14日 AFP】フランス映画に対する関心は2016年、世界各国、特にアジアで低下した。フランス映画の振興団体ユニフランス(Unifrance)が13日、発表した。
2016年の国外におけるフランス映画のチケット販売数は3400万枚で、前年の1億1140万枚から70%減少した。また販売数が5000万枚を割り込んだのは10年ぶりだった。ただし、前年比の販売数減少の一因には、2015年がフランス映画の当たり年だったことが挙げられる。
フランス映画に対する関心の低下が最も顕著だったのはアジアで、中国人の観客は前年から93%以上減少した。
しかし2017年のフランス映画は、リュック・ベッソン(Luc Besson)監督のSF映画『バレリアン・アンド・ザ・シティ・オブ・ア・サウザンド・プラネッツ(原題、Valerian and the City of a Thousand Planets)』が夏に公開予定となっているなど、去年よりも期待が持てる。(c)AFP