欧州にまた厳しい寒さ、フランスでは33万世帯が停電
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【1月14日 AFP】このところ寒波に見舞われている欧州は13日も厳しい寒さとなり、フランスで33万世帯が停電、英国では沿岸地域の住民数千人が避難を余儀なくされ、空の便が欠航するなど各地に影響が出た。
英国では生命の危険を伴う可能性がある深刻な洪水警報が10件以上発令され、軍が出動して海岸近くにある住宅街数か所からの住民数千人の避難を支援した。
先週末から続く寒波で、欧州ではすでに少なくとも65人が死亡しており、中でもホームレスの人々や、ギリシャやセルビアに足止めされている移民が最も危険な状態に置かれているという。
「エゴン(Egon)」と名付けられた暴風雨の影響はベルギーやドイツにも及び、国際的なハブ空港であるドイツのフランクフルト(Frankfurt)国際空港では120便が欠航となった。(c)AFP/Dario THUBURN