オバマケア撤廃へ本格始動、米議会上院が決議案可決
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【1月13日 AFP】米上院は12日、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領が成立させた医療保険制度「医療費負担適正化法(通称オバマケア、Obamacare)」の撤廃に向けた予算決議案を可決した。
上院と同じく共和党が過半数を占める下院でも、早ければ13日にも採決が行われる見通し。今月20日のドナルド・トランプ(Donald Trump)次期大統領の就任を前に、オバマケア廃止に向けた動きが本格化する。
決議案は何時間にもおよぶ議論が交わされた後、午前1時(日本時間午後3時)過ぎに51対48の賛成多数で可決された。
トランプ氏はツイッター(Twitter)に、「#RepealObamacare(オバマケア廃止)への最初の一歩を踏み出した上院を祝福する」と投稿し、「次は下院だ!」と続けた。(c)AFP