【1月11日 AFP】フランスの保健当局は10日、インフルエンザの大規模な流行により医療施設の受け入れ能力が限界に近づきつつあると警告した。A型(H3N2)ウイルスにより数千人が病院などに収容されており、その多くは高齢者だという。

 マリソル・トゥーレーヌ(Marisol Touraine)保健相は医療施設に対し、流行がピークに達していない現時点の最新の患者数は「憂慮すべき」状況を示していると述べた。

 公衆衛生当局によると、この冬流行しているウイルスは、数年前に1万8000人が死亡したインフルエンザウイルスに似ているという。(c)AFP