「未解決事件カレンダー」配布で手掛かりに期待 オランダ
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【1月12日 AFP】オランダの警察当局が、国内の未解決事件の手掛かりを探す独創的な方法を考え出した。未解決事件カレンダーを制作してそれを、刑務所の受刑者らに配布するというものだ。
同国の警察当局が9日に発表した声明によると、「警察と検察当局のこれまでの経験から、受刑者たちは(未解決の)刑事犯罪についてかなりの情報を知っていることがある」という。
オランダ国内の未解決事件は約1500件に上り、その多くは、数十年にわたって捜査に進展がない重大犯罪だ。
警察は既に、毎週1件の未解決事件を取り上げた実験的なカレンダーを配布しており、当局は新たな手掛かりにつながることを期待している。将来的には国内全域の刑務所で配布するという。(c)AFP