アトレティコが国王杯準々決勝へ、合計スコアで上回る
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【1月11日 AFP】サッカースペイン国王杯(Copa del Rey 2016-17)は10日、5回戦第2戦が行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)はアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)が2017年に入り3得点目となるゴールを記録し、ホームでラス・パルマス(UD Las Palmas)に2-3で敗れはしたものの、2試合合計スコア4-3で準々決勝に駒を進めた。
9日に行われた国際サッカー連盟(FIFA)の年間表彰では、残念ながら2016年の年間最優秀選手の受賞を逃したグリーズマンだが、後半4分にニコラス・ガイタン(Nicolas Gaitan)のクロスに合わせて先制点を挙げた。グリーズマンはチームが2-0で勝利したSDエイバル(SD Eibar)戦でも、リーグでは3か月ぶりとなる得点を記録している。
第1戦を2-0で先勝していたアトレティコはその後、ラス・パルマスのマルコ・リバヤ(Marko Livaja)に同点ゴールを許したものの、後半16分にアンヘル・コレア(Angel Correa)のゴールで勝ち越しに成功した。
対するラス・パルマスは、終盤にリバヤとマテオ・ガルシア(Mateo Garcia)のゴールが決まり逆転したものの、2試合合計スコアで上回ることはできなかった。
「今回のような結果は、国王杯ではよくあること」と述べたアトレティコのディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督は、「われわれが主導権を握っていたにもかかわらず、彼らが勝利を収めた。相手は少ないチャンスを生かしたんだ」と語った。(c)AFP