シャラポワ、4月の独大会で復帰へ ドーピングの処分解除で
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【1月11日 AFP】ドーピング違反で1年3か月間の資格停止処分を受けている女子テニスのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)が、処分が解除される今年4月にドイツ・シュツットガルト(Stuttgart)で開催される女子テニス協会(WTA)のクレーコート大会で復帰することが、10日発表された。
四大大会(グランドスラム)通算5勝を誇る29歳のシャラポワは、昨年の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2016)のドーピング検査で禁止薬物のメルドニウムに対する陽性反応を示した。
国際テニス連盟(ITF)は当初、シャラポワの資格停止処分を2年間と定めていたが、後にスポーツ仲裁裁判所(CAS)が1年3か月に短縮。シャラポワは、処分が切れる当日の4月26日に復帰戦に臨むことになる。
シャラポワはシュツットガルトでの大会でこれまで、数々の勝利を収めてきた。現ランキング世界1位のアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)に2015年に1度敗れた以外は、12、13、14年と3大会連続で優勝を飾っている。
元世界女王のシャラポワは声明を出し、「好きな大会の一つで復帰第1戦を迎えることができ、こんなにうれしいことはありません。大事なファンの皆さんに会い、自分の愛することをまたできるのが待ちきれません」と思いをつづった。(c)AFP