トランプ次期米政権のNSC幹部に盗用疑惑、著書に約50か所
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【1月8日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米政権の国家安全保障会議(NSC)幹部に指名された保守系メディアのコメンテーターに7日、著書での盗用疑惑が持ちあがった。米CNNが報じた。
トランプ次期米大統領は、ラジオ番組の司会やFOXニュース(Fox News)のコメンテーターを務めたモニカ・クローリー(Monica Crowley)氏をNSCのコミュニケーション担当幹部に指名していた。
CNNの報道によると、クローリー氏の著書「What the (Bleep) Just Happened . . . Again?」を精査した結果、ニュース記事やウェブサイト、シンクタンクの報告書、ウィキペディア(Wikipedia)などからの盗用が判明した。盗用は約50か所で、微妙に改変された箇所もあった。
トランプ氏の政権移行チームはクローリー氏を擁護する声明を出したが、盗用の有無については触れなかった。(c)AFP