【1月5日 AFP】フランス・パリ（Paris）西郊で4日、105歳のフランス人男性が自転車で1時間の走行距離を争う競技に挑戦し、105歳以上としての世界記録を樹立した。

　第1次世界大戦（World War I）勃発3年前の1911年に生まれたロべール・マルシャン（Robert Marchand）さんは、パリ西郊サンカンタンアンイブリーヌ（Saint Quentin en Yvelines）の自転車競技場で大勢の観客の声援を受けながら22.547キロメートルを走破。ゴールで報道陣に取り囲まれながら、「残り10分を知らせるサインが見えていたら、もっと速度を上げていた」とコメントした。

「感動している。本当に起こったことか、自分に問いかけている！」と話したマルシャンさんだが、記者にもう1周するかと聞かれると、「まさか！」と断固たる口調で否定した。(c)AFP/Myriam LEMETAYER