【1月4日 AFP】米地質調査所(USGS)によると、南太平洋のフィジー沖で4日、マグニチュード(M)7.2の地震があった。津波警報が発令されたが、その後解除された。現時点で被害は報告されていない。

 震源はフィジーの首都スバ(Suva)から283キロの地点。震源の深さは15キロと浅い。

 米国の太平洋津波警報センター(Pacific Tsunami Warning Centre)は「震源から300キロ以内のフィジー沿岸で危険な津波が発生する可能性がある」と警報を出したが、その後脅威は去ったと発表した。

 オーストラリア地球科学機構(Geoscience Australia)は、被害が想定されるのは震源から半径約110キロと、最も近い陸地からかなり離れた範囲に収まるとの見解を示している。(c)AFP