米税関当局のシステムで障害発生、多数の空港利用客が入国できず
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【1月3日 AFP】 米国で2日、税関・国境警備局(CBP)のコンピューターシステムに全国的な障害が発生し、国内の複数の空港で多数の利用者が入国手続きを取れずに待機する事態となった。当局と米メディアが同日、明らかにした。
米国とカリブ海諸国にとってのハブ空港であるフロリダ(Florida)州フォートローダーデール(Fort Lauderdale)空港はツイッター(Twitter)に、「税関・国境警備局は全国的に機能停止状態にある。システムが回復するまで、乗客の入国手続きは遅延が予想される」と投稿した。
CBPの報道官は米NBCニュース(NBC News)に対し、複数の空港でシステム障害が発生しており、「技術的な障害への緊急の対策を講じている」と明らかにした。
障害は数時間続いた後に復旧。当局はツイッターに「CPBのシステム障害が一時的に生じた後、すべての空港でネットワークが復旧した」と投稿した。
当局によると今回の影響を受けた空港は、フォートローダーデール空港の他、マイアミ国際空港(Miami International Airport)、ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港(Hartsfield-Jackson Atlanta International Airport)、ボストン(Boston)のローガン(Logan)国際空港などが含まれるという。(c)AFP