【1月1日 AFP】カナダ西部のカルガリー国際空港(Calgary International Airport)で12月31日、離陸直前の同国航空会社サンウィング航空の旅客機のパイロット(37)が操縦室内で泥酔しているのが見つかり逮捕された。

 逮捕されたのは、メキシコ・カンクン(Cancun)行きの便のパイロットで、操縦室内で気を失っていたという。パイロットの行動がおかしいことに気付いていた乗員や空港職員らはその後、当局に通報した。

 警察によると、パイロットは旅客機から連れ出され勾留された。

 当局によると、逮捕から2時間後の検査で、パイロットの体内からは基準値の3倍以上のアルコールが検出された。パイロットは酔った状態で航空機を操縦しようとした罪などに問われる。

 一方旅客機は代わりのパイロットが操縦し、乗客99人を乗せて目的地に向けて出発した。(c)AFP