イラク首都中心部の市場で爆発、18人死亡
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【12月31日 AFP】イラクの警察当局によると首都バグダッド(Baghdad)中心部にある市場で31日、2つの爆弾が爆発し、少なくとも18人が死亡、数十人が負傷した。
爆発が起きたシネク(Al-Sinek)地区では店舗が吹き飛ばされた。負傷者数は少なくとも38人と警察は発表している。この地区には卸売市場が集中し、普段は小型トラックやリヤカーから積み荷を降ろす日雇い労働者らでにぎわっている。
10月中旬以降で最大の被害が生じた今回の攻撃について現時点で犯行声明は出ていないが、これまでこうした爆発のほぼすべてについてイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出している。
イラクではISが拠点とする北部の都市モスル(Mosul)の奪還作戦をイラク軍が開始した10月17日以来、バグダッドも厳戒態勢にある。(c)AFP