香港、鳥インフルで今冬初の死者 広東省に渡航歴
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【12月28日 AFP】香港(Hong Kong)の保健当局は27日、75歳の男性が鳥インフルエンザで死亡したと発表した。男性は中国本土への渡航後、H7N9型ウイルスへの感染が確認されていた。香港で今年の冬に鳥インフルで死者が出たのは初めて。
男性は香港に隣接する広東(Guangdong)省を訪れた際に、市場でニワトリを購入していた。その後診察を受けてH7N9型ウイルスの陽性反応が出て、25日に死亡した。
英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(South China Morning Post)の電子版は、同居者や医療関係者ら、男性と密接に接触した50人余りが医学観察下に置かれていると伝えている。
同紙によると、香港でH7N9型鳥インフルエンザウイルスが持ち込まれたのが確認されたのは17例目。(c)AFP