【12月23日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領は22日、大統領選で自らの陣営の選対本部長を務めたケリーアン・コンウェー(Kellyanne Conway)氏(49)を、大統領顧問に起用すると発表した。

 コンウェー氏は先月の大統領選でトランプ氏に劇的勝利をもたらした戦略の多くを考案した人物とされる。米大統領選で女性が選対本部長を務めて勝利に導いたのは、同氏が初めて。

 コンウェー氏はトランプ氏の代理人としておそらく最も手腕を発揮した人物で、トランプ氏の辛辣(しんらつ)さを和らげ、より理性的で市民に寄り添える人物というイメージづくりに貢献した。

 南カリフォルニア大学(USC)アネンバーグ・コミュニケーション・ジャーナリズム学部(Annenberg School for Communication and Journalism)のガブリエル・カーン(Gabriel Kahn)教授は、トランプ氏が選挙運動中に女性に関するわいせつ発言で批判を受け、10人以上の女性から性的な不適切行為を告発された際、「コンウェー氏が魅力的で雄弁なブロンドの白人女性だったことから、(トランプ氏の発言が)そこまでひどいものではないと思わせることができた」と指摘。

「顔色一つ変えずに、トーク番組に次から次へと出演して、(トランプ氏の)問題行動や矛盾、欠点のすべてについて釈明していった手際は、異常なものを正常に見せるツールとして有効だった」と分析している。(c)AFP