愛猫をハンドバッグに隠して入国試みる、NZ空港で女を拘束
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【12月22日 AFP】ニュージーランド北島(North Island)のオークランド(Auckland)国際空港で、大の猫好きのカナダ人の女がペットの猫をハンドバッグの中に隠して「密入国」させようとする事件があった。ニュージーランドの第一次産業省が22日、明らかにした。女は身柄を拘束され、直ちにカナダに送還されたという。
女はカナダ・バンクーバー(Vancouver)から15時間の空の旅を経て、21日にオークランドに到着。税関では持ち物は汚れたブーツだけだと申告し、ハンドバッグの中に隠した愛猫には言及しなかった。
しかし、税関職員がハンドバッグのX線検査を要求したため、猫の存在はあっさり発覚してしまった。ニュージーランド当局は、厳格なバイオセキュリティー法をかいくぐろうとした「非常にばかげた密輸の試み」で「故意だった」として、女を非難している。
女はニュージーランド旅行の機会を失ったが、飼い猫はバンクーバーとオークランドの往復で約2万3000キロを空路で旅するという珍しい体験をすることになった。(c)AFP