エリザベス女王、高齢で公務縮小 25団体の役職退く
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【12月21日 AFP】英王室は20日、エリザベス女王(Queen Elizabeth II)が「パトロン(後援者)」を務める25団体で現在の役職を退くと発表した。女王は今年90歳を迎えており、公務を縮小する。女王が担ってきた役職はキャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)やヘンリー王子(Prince Harry)ら、他の王室メンバーに引き継がれる。
バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)は声明で「女王は90歳の誕生日を迎えた今年いっぱいで、数多くの全国団体の後援者という立場から退く」と発表した。
女王が役職を退く団体は、テニスのウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)の主催団体、イングランドラグビー協会(RFU)、子ども支援組織のバーナードス(Barnardo's)、英国自転車連盟(BC)、英王立地理学協会(Royal Geographical Society)など。(c)AFP