【12月11日 AFP】ケニア・ナイバシャ(Naivasha)郊外で10日夜、石油を積載したタンクローリーが他の車両に突っ込んで炎上し、当局によると30人以上が死亡した。

 ケニアの災害管理当局が11日早朝に発表した声明によると、この事故で11台を超える車両が炎上し、これまでに30人以上の死亡が確認され、多くの負傷者も出ている。

 事故があったのは、ケニアの首都ナイロビ(Nairobi)から西に延びて隣国ウガンダに通じる交通量の多い幹線道路が走るカライ(Karai)。

 ケニアの赤十字(Red Cross)は、タンクローリーの運転手がコントロールを失い、他の車に突っ込んで炎上したとしている。目撃者らは、まだ人が乗っている車が火に包まれたと語った。

 事故の規模が大きいため死者は増えるとみられる。今回の事故は、ケニア全土で医師など医療関係者のストライキが行われている中で発生した。(c)AFP