【12月11日 AFP】16-17フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは10日、仏マルセイユ(Marseille)で女子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、エフゲニア・メドベデワ(Evgenia Medvedeva、ロシア)が合計227.66点で大会2連覇を達成した。

 冒頭のトリプルフリップでミスをするなど完璧にはほど遠かったメドベデワは、6年前に金妍児(Yu-Na Kim、キム・ヨナ)氏が記録した世界最高得点の228.56点にわずかに届かなかった。

 メドベデワは、「もっと自分に期待していました。もっとできると思っていたし、もっとできるはずでした」とコメントした。

 2位には合計218.33点で宮原知子(Satoko Miyahara)が続き、3位には合計216.47点でアンナ・ポゴリラヤ(Anna Pogorilaya、ロシア)が入った。

 4位には合計212.45点でケイトリン・オズモンド(Kaetlyn Osmond、カナダ)、5位には合計198.79点でマリア・ソツコワ(Maria Sotskova、ロシア)、6位には合計188.81点でエレーナ・ラディオノワ(Elena Radionova、ロシア)が続いた。

 一方、アイスダンス・フリーダンス(FD)では、カナダのテッサ・ヴァーチュー(Tessa Virtue)/スコット・モイア(Scott Moir)組が合計197.22点で初のファイナル制覇を飾った。

 2010年のバンクーバー冬季五輪で金メダルを獲得したヴァーチュー/モイア組は、3年ぶりに競技活動を再開し、これまで一度も獲得できていなかったタイトルを手にした。

 2位には合計192.81点でフランスのガブリエラ・パパダキス(Gabriella Papadakis)/ギヨーム・シゼロン(Guillaume Cizeron)組、3位には合計189.60点で米国のマイア・シブタニ(Maia Shibutani)/アレックス・シブタニ(Alex Shibutani)組が続いた。(c)AFP