韓国国会、朴槿恵大統領の弾劾訴追案を可決
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【12月9日 AFP】(更新、写真追加)韓国国会は9日、朴槿恵(パク・クネ、Park Geun-Hye)大統領の弾劾訴追案の採決を行い、賛成234票、反対56票で可決した。これに伴い、朴氏の大統領権限は停止された。憲法裁判所(Constitutional Court)が弾劾を認め朴氏を大統領職から罷免するかどうかを180日以内に判断するまで、大統領の職務は首相が代行する。
一方で、朴大統領は国内に政治的混乱をもたらしたことについて謝罪し、政府に対して、経済、安全保障の面で抜かりのない対応を続けるよう求めた。
弾劾訴追案の可決後、朴氏はテレビ放送を通じて国民に向けた声明を発表し「われわれの国が経済から国防に至るまで本当に多くの困難に直面している最中に、私自身の不注意によりこのような混乱を生んでしまい誠に申し訳なく思う」と謝罪した。(c)AFP