【12月8日 AFP】米大リーグ(MLB)で今年のワールドシリーズを制覇したシカゴ・カブス(Chicago Cubs)が7日、カンザスシティ・ロイヤルズ(Kansas City Royals)の抑え右腕ウェイド・デービス(Wade Davis)を、ホルヘ・ソレーア(Jorge Soler)外野手とのトレードで獲得した。

 デービスは、フリーエージェント(FA)で退団が見込まれるアロルディス・チャップマン(Aroldis Chapman)の穴を埋めて守護神の座に就くとみられている。チャップマンは7月に、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)からトレードでカブスに入団していた。

 デービスは、タンパベイ・レイズ(Tampa Bay Rays)在籍時に現カブス指揮官のジョー・マッドン(Joe Maddon)監督の下でプレー。今季は腕の負傷で8月はほとんど登板しなかったものの、45試合に登板して2勝1敗27セーブ、防御率1.87の数字を残した。

 31歳のデービスは、この3シーズンでは182回3分の2を投げて19勝4敗47セーブと、最も頼れる抑え投手の一人とされている。

 一方のソレーアは今季86試合に出場し、打率.238、12本塁打、31打点を挙げた。カブスでの3シーズンでは通算打率.258、27本塁打、98打点を記録している。(c)AFP