真珠湾攻撃75年、オバマ大統領が日米関係を賞賛
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【12月8日 AFP】第2次世界大戦(World War II)への米国参戦のきっかけとなった日本軍による真珠湾(Pearl Harbor)奇襲攻撃からちょうど75年の7日、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は、日米の同盟関係をたたえる声明を発表した。一方、ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領も声明を出し、奇襲攻撃で死没した「米国の英雄」をたたえた。
安倍晋三(Shinzo Abe)首相は今月、日本の首相としては初めてハワイ(Hawaii)の真珠湾を訪問し、オバマ大統領もこれに合流する予定だ。
オバマ大統領は声明で「この歴史的来訪は、和解の力に加え、75年前には想像もできなかった同盟で結ばれた米国と日本がより平和で安全な世界に向け一致協力し続けるという真実を示すあかしとなるだろう」と述べた。
一方のトランプ氏は、真珠湾で死傷した人々をたたえ、「彼らが分かち合った犠牲は、われわれが享受している自由を保障するために先人たちが支払った大きな代償を想起させ、われわれが今日直面する新たな挑戦に立ち向かうよう鼓舞するものである」と述べた。(c)AFP