香港・深センの株式相互取引開始も不調スタート
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【12月5日 AFP】中国の香港(Hong Kong)と深セン(Shenzhen)の証券取引所の株式相互取引が5日に始まったが、ともに急反落で幕を開ける不調のスタートとなった。
2年前の香港・上海(Shanghai)市場の相互取引開始に続く今回の動きは、中国の資本市場が徐々に開放されていることを示す最新動向と捉えられている。これまで隔絶されていた中国本土の株式市場の門戸が開かれ、外国人投資家らも初めて中国の800を超える企業の株を購入できるようになる。一方、本土の投資家らは香港市場へのアクセスがいっそう可能になる。しかしアナリストらは、中国経済の成長鈍化、人民元安、米国による政策金利引き上げの可能性などを警戒要因として挙げている。(c)AFP/Laura MANNERING